072816 ランダム
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psychedelic chain

なんで来ないの!!

3時を過ぎるころから、
痛みが増し、手に力が入るようになっていた。

そして、「パリッ」と骨盤関節が外れたような音がし、
ものすごい激痛が襲ってきた。
今にも叫んでしまいそうだった。
ベット柵や壁をつかみながら一人耐える。

途中、助産師さんが来てくれ、一人陣痛に耐える私の腰をさすってくれた。
呼吸法をリードしてくれるが、吐き気でできず。

「は、吐きそう・・・・」とつたえた。
結局、生むまでに3回嘔吐してしまった。

1時間おきぐらいに、内診(><)
苦しかった~~~~

でも、1つおかしかったのが、助産師さんが内診してて、
「わっ!!赤ちゃん元気いいね~頭まだ動かしてるよ(驚)」
結構驚いてた。


もう痛みで、何がなんだか分からなかった。
陣痛がきてるときじゃないと、内診してくれなくて、
「無理!!陣痛治まってからでいい?」と聞くも、却下!!!

朝6時ごろ、内診結果子宮口の開き7~8cm。

呼吸法も、イキミを逃す「フーフー」という呼吸から、
「フー、ウン!!(ウンで軽く腹圧をかける)」へ。

母親学級に1回も行ってなかったから、
リードしてもらって助かった。



この時点で、助産師さんへ、
「だんなが産声聞きたいって言ってたから、
そろそろ生まれそうなときは連絡してください」と伝える。

もう、この時点では片言話すの精一杯。

朝の7時。実母から連絡が入る。
「きつくて3回吐いたし。つらいからもう電話切る!!」
言葉を返すのもすんごくしんどかった。


気付けば朝の8時。
まだか~と思って内診してもらうと、
「全開だね。準備しようか!!」


やった~やっといきめる。
あとちょっとだーーー!!

て、っちょっとまて、旦那はどうした?
ん?来てない?

助産師さんにその場で電話してもらう。

電話に出ないばか旦那!!!!!
3、4回電話してもらうも、出ない!!!


まあ、初産だし1、2時間くらいはかかるしと思っていたが、
初めての割にはいきむのが上手なLUKE。


助産師さんのリードにあわせて、頑張っていきむ。
陣痛の間は、ゆっくり呼吸といわれるも無理で、酸素マスク着用。

なぜか、助産師さんが多い!!
なぜか7人ぐらいいた!!

左手に体を支えてくれる助産師さんと、応援してくれる助産師さん。
足元に取り上げ役の助産師さん。
その奥にもう一人。
右手にには赤ちゃん用の準備をする助産師さんと、
点滴をいきんでる途中に、「点滴しないと!!」って注射した人。
お茶飲ませてくれる人。


この人数は
無駄に多いだろ?



何ゆえ?
朝の出勤時間帯だったから?
それとも、LUKEが膣中隔(あと子宮中隔の疑い有り)だから?




そこに先生2人登場。(うちの病院はお産時、常時2人の先生対応だった)


はじめは女医さん登場。
中堅な女医さんな感じで、見たとたん、
「もう生まれるじゃない!!膣中隔でしょ。カルテは?」
ちょっとお怒り気味。

ふーんふーんといきんでも、なかなか出てこず。
次に登場した院長が、
「手伝うからね。」と思いっきり握りこぶしでお腹を2、3回押すと・・・・


やっとチビ姫誕生です!!








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